エコ活動・ボランティア活動

スキンダイビングやドルフィンスイムのツアーなどを通して、自然環境や野生動物を意識した活動を行っています。そのうちのいくつかを、ご紹介させていただきます。

 


収益の一部を、環境や野生動物の為に活用


スクールやツアーの収益の一部を、野生動物レスキュー及び生態系保全、自然保護への啓蒙活動などに役立てさせていただいています。スクールやツアーに参加して、ぜひ活動を応援していただければ幸いです。


活動費として
①ドルフィンスイムでご縁のある御蔵島にて、オオミズナギドリ調査・レスキュー活動
②御蔵島のオオミズナギドリを捕食している野生化ネコ一時滞在場所の調査
③山階鳥類研究所及び御蔵島のオオミズナギドリ を守りたい有志の会への寄付を目的としたチャリティスイム開催 など
宿泊・車代・作業用品購入や作業依頼費に、収益を活用させていただいています。

映像機器購入費として
①NPO法人心魂様を通しての病院への作品提供

②心魂様よりご紹介いただいた病院への作品提供、映像機器提供
③御蔵島の森ネコ写真展への写真提供・資料作成
④自然や生き物に関するメッセージを込めたショートムービー制作 など
映像機器や編集用ソフトウェアなどに、収益を活用させていただいています。

 

具体的な活動内容について詳しくご紹介しておりますので、ぜひこちらをご覧ください。

また、活動にご協力くださるボランティアの方も募集しています。

 

 

海のクリーンアップ


海のクリーンアップを通して、海洋プラスチック問題に取り組んでいます。みなさまぜひご参加・ご協力ください。

ゴミがいったいどれだけの時間で分解されるか、ご存知ですか?

ガラスのボトルは100万年、釣り糸は600年、ペットボトルは400年と言われています。薄いビニル袋でさえ、10年以上の年数が必要です。こういったゴミは海を汚すだけでなく、残念な事に誤飲や絡まりなどで、イルカやカメをはじめ様々な生き物達にも影響を与えています。
ぜひ、海へ行ったら一緒にクリーンアップをしましょう!
みんなでやれば、気軽で楽しいもの。スキンダイビングやドルフィンスイムで海を楽しんだ後は、ぜひご協力下さい。Project Awareのページにて、開催した履歴をご覧いただけます。(2019年9月末から申請開始しました)
参考ページ(外部リンク)
  

梱包材の再利用、再生紙や再生材を利用


当店で利用している用紙の多くは、主に古紙70%以上、間伐材などの針葉樹パルプ10%以上を配合した再生紙です。また、宅急便や郵便をお送りする際は、封筒、段ボール箱、緩衝材などの梱包材を再利用していることがあります。ご理解・ご協力をお願い致します。なお、プラスチック系の緩衝材を新しく利用する場合は、再生プラスチックの物を利用しています。

 

 

AWAREへの寄付とCカード発行


プロジェクトAWAREは、すべてのダイバーがすべてのダイビングで、海の惑星である地球を守ろうというムーブメント。私達はこのプロジェクトAWAREの考え方を基に、クリーンアップを行っています。

また、このプロジェクトの考え方を皆様にお伝えすると共に、Cカード発行の際にプロジェクトAWAREへの寄付をお受けしています。Cカードを発行する際に500円以上のご寄付をいただいた方には、プロジェクトAWAREオリジナルデザインのCカードをお選びいただくことができます。(PADIスキンダイバーコースのCカードでも発行可能です)
Cカード申請の際にはぜひご協力をいただくと共に、海洋生物を保護するための環境保全活動についてご理解を深めていただければ幸いです。
プロジェクトAWARE公式ホームページ
スキンダイビング,スノーケリング,ドルフィンスイムに関するエコ活動:AWAREカード
2020年AWAREカード:マンタ

2020年デザイン マンタについて

マンタ、ジンベイザメ、その他の大型海洋動物は、海洋ゴミを摂取したり、絡まったりする危険に冒されています。 特に、マイクロプラスチックと海中を浮遊する漁具は深刻な脅威となっています。

2020年は保護の必要のない美しくクリーンな海洋環境という未来に対する希望の意味を込めて、マンタのデザインが選ばれました。


スキンダイビング,スノーケリング,ドルフィンスイムに関するエコ活動:AWAREカード
2019年AWAREカード:ジンベエザメ

2019年デザイン ジンベエザメについて

ジンベエザメは絶滅の危機に瀕しており、IUCNのレッドリストでも絶滅危惧種に指定されています。食材(フカヒレ)や健康食品(魚油)の為に捕獲されている他、海洋汚染、船舶との接触などの危険にもさらされており、過去10年間で約50%も減少していると言われています。


スキンダイビング,スノーケリング,ドルフィンスイムに関するエコ活動:AWAREカード
2018年AWAREカード:マンタ

2018年デザイン マンタについて

マンタは乱獲による生息数激減の危機に瀕しており、IUCNのレッドリストでも絶滅危惧種に指定されています。サメと同様ヒレが高級食材として取り引きされるほか、マンタの一部の器官が漢方薬として需要があり、生きものの一部を搾取して残りが捨てられている現実があります。プロジェクトAWAREではサメとエイの保護を大きなテーマとして掲げており、Project Aware25周年を記念して、2018年はマンタのデザインが選ばれました。


スキンダイビング,スノーケリング,ドルフィンスイムに関するエコ活動:AWAREカード
2017年AWAREカード:クロトガリザメ

2017年デザイン クロトガリザメについて

サメには「危険」というイメージを持つ人も多いかもしれませんが、実はサメ類の3分の1が絶滅の危機に瀕しているとも言われるほど、とても脆弱な存在。クロトガリザメはフカヒレを目的とした乱獲やマグロ漁での混獲により個体数が急激に減少。ワシントン条約(CITES)では国際取引が規制される種に指定されています。


スキューバダイビング,スキンダイビング,スノーケリング,ドルフィンスイムに関するエコ活動:AWAREカード
2016年AWAREカード:ザトウクジラ

2016年デザイン ザトウクジラについて

1970年にアメリカで絶滅危惧種に指定されて以来、およそ40年に及ぶ保護と回復の取り組みにより、多くの地域で生息数が増加。海洋生物の保護活動の成功例として注目されています。
多くの絶滅危惧種が、このような取り込みにより危機を脱することを願って、ザトウクジラのデザインが選ばれました。


スキューバダイビング,スキンダイビング,スノーケリング,ドルフィンスイムに関するエコ活動:AWAREカード
2015年AWAREカード:マンタレイ

2015年デザイン マンタについて

ダイバー・スノーケラー憧れの存在となっているマンタ。しかし現在、乱獲により生息数が激減し、IUCNのレッドリストでも絶滅危惧 種に指定されています。サメと同様ヒレが高級食材として取り引きされる他、水ぼうそうなどの病気に効くとされ(科学的な根拠はないとも言われています)、漢方薬として取引されています。


スキューバダイビング,スキンダイビング,スノーケリング,ドルフィンスイムに関するエコ活動:AWAREカード
2014年AWAREカード:ハンマーヘッドシャーク
2014年デザイン ハンマーヘッドシャークについて

ハンマーのような、T字型の頭部が特徴的なサメ。日本でも神子元島や与那国島で大きな群れに出逢えます。しかしあまり知られていませんが、実は絶滅のおそれのある生物に指定されているのです。その他のサメにも、乱獲、混獲、フカヒレ漁などで数が激減している種類が多くあります。

危機に瀕するサメもご覧下さい。

その他テーマは毎年変わり、保護を必要とする生き物たちが選ばれています。過去にはジンベエザメ、アオウミガメなどがカードデザインに選ばれました。
Cカード発行を機会にぜひ、海洋生物の保護に理解を深めていただければ幸いです。

 

 

すぐできること、今日から始めよう!!


エコってちょっと面倒!どうしたらいいのかわからない!
簡単にできるんだったらやってみたいけど・・・

そんな方にぜひお伝えしたいと思っている事をまとめました。

100%でなくその時できることだけでも、考えてみよう、やってみようという気持ちが大切なはず。

海から離れている時でも、ちょっぴり思い出してチャレンジしていただけたら嬉しいです。


 

1、使い捨てを少なくしよう

マイバッグが一般的になってきて、気軽に資源の削減ができるようになりました。

飲み物1個、おにぎり1個を買った時のコンビニ袋はもらわずに。もしもらった時にはクリーンアップの袋にぜひご活用下さい。合わせてマイ箸、マイコップ、水筒などにこだわりの物を持ってみると、楽しく続けられるかも。
みんなで少しずつでも省資源を心がければ大きな変化になるのは、みなさんもスーパーの「これだけのレジ袋が削減できました!」なんて張り紙できっと目にしているのでは?少しでもCO2を減らしたり、エネルギー搾取の為の開発が少なくなったりしていくといいですね。

 

2、環境に負担の少ないものを選ぼう

同じものを買うのでも、選ぶものによって環境への影響が全く違うことがあります。

例えば何気なく選んでいる洋服も、実は染料を流してしまうなど製作の過程で川や海が汚れている可能性があります。特に毛皮や革製品など動物性のものは化学処理が必要な為さらに強力な薬剤が必要となるケースもあり、環境にも生き物にも大きな負担となっています。最近は製作工程を改善したり、ノーファー・ノーレザーを意識したりするブランドも増えてきました。お気に入りのブランドをぜひチェックしてみましょう。
また、日焼け止めなども少しずつ海へ流れています。鉱物油やパラベンを使用していない物を選ぶことで、わずかかもしれませんが海への影響を少なくできるのはもちろん、私たちの体にとっても負担が少なくなります。
環境に負荷の少ない商品は時としてちょっぴり高いこともあるかもしれませんが、みんながそういった物を選んでいくうちに、それがスタンダードになる日がきっと来ます。

まずはある物を大事に使い、お買い物で悩んだときはぜひ環境に配慮したものを選んでみましょう。
(当店では器材を販売していますが、モニター制度などを通し長く愛用できる物を選んでいただくことで、必要以上の資源を消費しないよう心がけています。また、選択できる場合はできる限り環境に負担の少ない商品をご提案しています。)

 

3、流す水にちょっぴり気をつかおう

実は、家の排水って100%浄化されずに川や海へ流れていくってこと、知っていましたか?
例えば横浜市では、窒素は約70%、りんは約85%の除去率です。※(注:横浜市は決して低い値ではありません)特に脂・油分が大きく影響しますので、油分の多い煮汁やお皿の油などは不要な紙やスパチュラ(ヘラ)で拭くなどして流さないだけでも違ってきます。

また普段はもちろんですが、特に浄化設備がないような海辺の建物などでシャワーをする場合は、合成界面活性剤の入っていない石鹸やシャンプーを使いましょう。普通のドラッグストアなどでも売っていますので、気軽に揃えられます。
横浜市環境創造局ホームページより

 

4、分別・リサイクルしよう

ちょっと気をつけるだけでゴミから資源になるものもたくさん。数秒の手間できちんとリサイクルできるのものもたくさんあるはず。
baseでも時々リサイクルイベントを開催していますので、ぜひご参加下さい。

参考:こんなものもリサイクルできます

 

5、海のことを伝えよう

まだまだ海の中を見たことのない人も多いはず。たくさんの人が「海にはたくさんの生き物がいるんだ」と思い出してもらうことで、海や自然を気づかう人が少しでも増えてくれたら・・・と私達は考えています。

今はブログやSNSで、簡単に写真を共有できるようになってきました。ぜひ、たくさんの人に素晴らしい海のこと、そこに棲む生き物達のことを伝えましょう!

また、写真を撮る時は生き物を追いかけたり触ったりしないであげましょう。餌付けも、生態系が変わることでさらに多くの命が失われる可能性があります。

海にお邪魔する気持ちを忘れずに、これからも海を楽しんでいただけたら・・そう思っています。

 

大事にしよう。
海は、地球の生き物たちみんなのもの。

 

 

 

 


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